僕が学生時代、ポケットベルが全盛期で駅の公衆電話でカチカチとボタンを押す学生をよく見かけていたました。現在は携帯電話が主流というより、ほとんどの人が持っている状態です。休憩時間ともなると生徒は携帯電話をとり、メールを確認したり、デコレーションした自分の電話を自慢したりしています。

僕は2つの校舎を掛け持ちしています。メインの校舎では携帯電話は緊急以外使用禁止なのですが、もう1つの校舎では何もきまりがないので、前述のことが起きています。僕は携帯電話を休憩中に使うことには原則的に反対です。携帯電話を持たせたくない、親にとってほかの子供たちが携帯電話をいじっていることは、自分の子供に決していい影響を与えないからです。まあ、このご時勢でこんなことを言うのは考え方が古いのかもしれませんが…

しかし、もっと許されないのが、自転車にのりながらメールをすることです。車で家に帰るとき、中学生らしい子供たちが自転車で走っているのですが、車道を蛇行しているのです。よく見てみると、携帯電話を片手に持っていました。おそらく、後ろの車の存在には全く気づいていないでしょう。確かに女の子の場合、塾などの帰りに夜道を1人で走るのはとても心細いと思うので、携帯電話があるとそれがかなり緩和されるようです。しかし、事故が起こってしまっては何の意味もありません。

僕はまだ独身なので、子供を育てたこともないし、下に兄弟姉妹がいないのでこういう経験はないのですが、今のお父さん、お母さんは、自分の子供の携帯電話の使用状況がどれほどわかっているのでしょうか?子供が形態依存症になってませんか。できれば、子供と携帯電話について家族で話し合ってみては…と思うのですが。(子供との会話もメールで、なんて人はどうしようもありませんが…)

僕は携帯電話を持っています。ただ、基本的には仕事でのやり取りが主で、実際あまり使っていませんが、携帯電話の恩恵を受けていることは確かです。しかし、子供にはもっと面と向かって会話することをしてほしいと思います。な〜んとなく、この頃の子供たちとのココロの会話が難しいのはそのせいかなともおもったりする今日この頃です。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索